おいしい珈琲の淹れ方

焙煎による味の違い
焙煎は大きく3つの煎り方に分けられます。

【浅煎り】ライトロースト 〜 ミディアムロースト
・苦み 少ない
・酸味 ほのかな酸味
・豆  カリブ海産、南米産が合います。

【中深煎り】ハイロースト 〜 シティロースト
・苦み やや苦味あり
・酸味 かすかな酸味
・豆  南米産、中南米産が合います。

【深煎り】フレンチロースト 〜 イタリアンロースト
・苦み 濃厚
・酸味 ほとんど感じない
・豆  アフリカ産、アジア産が合います。
挽き方(グラインド)による味の違い
豆の挽き方でも、味に違いが生まれます。

【細挽き】味は濃くなり、苦みが感じられます。
エスプレッソで抽出するのに適しています。

【中挽き】味はマイルドにまとまります。
ドリップ、ネルドリプで抽出するのに適しています。

【粗挽き】味は軽くなり、酸味が感じられます。
サイフォンで抽出するのに適しています。
豆の計測
100ccのコーヒーに対して、豆10gが基本です。
(100ccだけをドリップする場合は、豆15gがオススメです)

コーヒーメーカー用のメジャーカップは1杯 7g、
ドリップ用のメジャーカップは1杯 10g目安です。

抽出温度
ドリップする際の抽出温度でも味わいが変わります。

◆湯を沸騰させカルキを取ります。
 ポットからドリップ用ポットに湯を移す段階で、6〜7℃温度が下がります。(湯温度:90〜95℃)

◆ゆっくり抽出します。
 ドリップ用ポットから湯を注ぎ、サーバに落ちると76〜83℃になります。

◆カップは暖めて温度の低下を防ぎましょう。
 ドリップしている間にカップに湯を注ぎ、暖めておくと、温度の低下を防ぎことができます。

ドリップのポイント
1.お湯を粉全体に乗せるように素早く回します。
【ポイント】この時、お湯が下に落ちない程度にします。

2.1の状態でコーヒーの粉を20〜30秒蒸らします。
【ポイント】新鮮なコーヒーは膨らみます。。

3.お湯を真ん中にゆっくりと時計周りに注ぎます。
【ポイント】ペーパーにお湯をかけないように気をつけます。中央の膨らみをつぶさないように湯を注ぎます。

4.お湯は常に落ちきらないように満たします。
【ポイント】杯数分の目盛りまでドリップしたら、ドリッパーを外し、残りは捨てます。

コーヒーつれづれ

コーヒーとカフェイン
抽出の仕方でも異なりますが、コーヒー100mlに40〜70mgのカフェインが含まれると言われています。
カフェインには、消化・血行促進・利尿作用等の効果もあります。深煎りよりも、浅煎りの方がカフェインは多くなります。
ちなみに、紅茶は10〜30g、煎茶は20〜50mg、ウーロン茶は20〜30mg、玉露茶は160mgほど含まれていると言われています。
コーヒーとカロリー
コーヒーの生豆には、多糖を中心とする糖類、アミノ酸やタンパク質、脂質の他、ポリフェノールやカフェインなど多くの成分が含まれていますが、焙煎、抽出後の飲む状態ではほとんどが水分となるため、エネルギーは少ないです。
ブラックコーヒーで約4kcalです。ちなみに、紅茶は約1kcal、緑茶は約2kcalほど。
ただし、砂糖やミルクなど、加えるものによっては一気にカロリーは増えます。砂糖の入れ過ぎや、生クリームなどを使ったアレンジコーヒーはカロリー高めです。
コーヒーとシュガー
何気なくコーヒーに砂糖を加えていますが、砂糖には種類も個性もあります。
砂糖は大きく分類すると2種類。
サトウキビから作る甘しゃ糖(上白糖と呼ばれるもの)とビートから作るてん菜糖(グラニュー糖)。コーヒーには、溶けやすいグラニュー糖が適しています。
また、製造上の違いから、精製糖(不純物を取り除き純度を高めたもの)と含蜜糖(糖蜜やミネラルを残し煮詰めたもの)に分かれます。いつものコーヒーも砂糖を変えてみるだけで、味に驚くほどの違いが出ます。
コーヒーとカップ
コーヒーを最初に飲んだイスラムの人たちは、コーヒーを煮出して飲むことから、取っ手がない飲み口の広がったデザインのカップがルーツです。
人間の舌は、左右の端で酸味、奥で苦味を感じることから、酸味党には広口のカップ、苦味党には切立て(飲み口が狭い、湯のみのような形状)が合います。
口当たりのよい薄い磁気か、保温効果が高い厚手の陶器か。材質、形状の違いでコーヒーの楽しみ方も広がります。